日本財団 図書館


○漁船
底曳

017-1.gif

かつお船 一本釣
まぐろ船 延縄
いか船
巾着網
まき網
運搬船作業船(おこし船、灯船、漁艇、イ云馬、かき船、のり、真珠)
練習船
指導船
○作業船
曳船(港内、外洋)
バージ(被曳、押船、搭載、組込)
機械船(起重機、凌漢船、打杭、岩砕、ボーリング、塵芥採取、消防、探磁)
○その他浮ドック浮橋、台船(ポンツーン)
ブイ灯台船
屋形船(ハウスボート)

 

2.3工場配置の実例
小型船舶の造船所の工場配置(レイ・アウト)は、その建造する船舶の大小、種類および新造か修理がといった工事内容によって非常に異なっている。特に、木造船と鋼船とでは全く異なった面もあるので一概に説明できない。しかし、一般の小型船舶の造船所の大都分はその発祥の地点では、小型漁船や木造機帆船を建造または修理していたものが段々発展して大きくなり、遂には鋼船の大型のものに移行したものが多い。それだけに、場所もせまく、設備、特に船台や船架はつぎつぎに増強または増設されたものが多い。即ち、現在の規模からみると、敷地はせまく、その配置も理想からは全く縁の遠い、不合理なものになっている造船所が非常に多い。
ここに2〜3の実例を挙げてみるが、前記の意味からして、決してこれらが理想的な実例とい
うのではなく、この程度の規模のものであるという例である。(図2.6図参照)
構造改善計画により新らしい場所に新設または移転する場合には白紙の立場で理想的なレイ・

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION